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【真打 立川志らべ 口先先行一車】競輪におけるラインの謎はまだまだ続く

 先月1日にここで、競輪のラインについて問うコラムを書いたのですが、それを受けて内田浩司さんや菊池仁志さん、北海学園大学の古林教授までいろんな考えを書いていただきました。ちょっとしたラインブームきてますね~。

 私は競輪を始めたとき、根がきまじめに出来上がっているので、いろんな本を読みました。色川武大先生や友川カズキさんのでしたかね。もっとも、2003年当時でも、ずい分前に書かれた本だったので、今思うと元禄時代くらいの本かもしれません。

 それを読んでいてずーっと違和感があるというか、あまり内容が頭に入ってこないのです。それは、私が夕刊フジの記者の方に教わっている競輪とどうにも違うのですよ。

 でも、それもお勉強と思ってしばらくはそんなものか程度に思っておりましたが、数年たってからわかりました。それらの本が書かれた時代には今のようなはっきりしたラインの概念がなかった、ということを。

 ただ、それはそれで、レースをたくさん見て、ラインでの戦いや村上義弘のような選手に魅せられて競輪にハマっていくのですが、心のどこかでずーっと思ってました。“ラインって、どうやって、どういう経緯でできたのか?”と。

 私は歴史が好きなんで、なんでももののルーツというものが気になってしようがないんですな。

 コロナ禍が明けたら、年配の競輪関係者に片っ端から取材したいですね。

 だって、競輪を知らない人に説明するとき、「競輪というのはラインというのがありまして…」と言ってもあまりに唐突すぎません? 

 で、数年前からライン戦に対して抱いている違和感があるのですが、それは次回のコラムで!(字数足りないよ~!)

 小倉ナイター初日S級予選10Rは次のスター候補、望月でしょう。

 前場所のS級初優勝はお見事でした。静岡の先行野郎・望月が押し切っての〔5〕-〔2〕-〔3〕〔4〕で大勝負!

(落語立川流真打)

■立川志らべ(たてかわ・しらべ)1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都・73期)。本紙競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。