【夕刊フジ人生相談駆け込み寺】物に当たる性格を変えたい… 野村宏伸氏「座禅、断食…まずは悩むより行動を」

野村宏伸氏

 ■今回のお悩み

 怒りを物にぶつけてしまい、周囲にドン引きされています。これまでも仕事がうまくいかないときなんかに、机をバンとたたいたり、近くのゴミ箱なんかを蹴っていました。でも、この前つい勢いあまって、会社のゴミ箱を破壊してしまったんです。

 怒りを抑えようとはしているのですが、うまく制御できません。これ以上、物を壊したりすると、さすがに問題なので変わらないといけないとは思っています。何かいい方法はないでしょうか。(会社員・男性 42歳)

 ■回答者 俳優・野村宏伸

 こんにちは! 野村宏伸です。

 さて、今回のテーマは「怒りの矛先」ですね。人間、喜怒哀楽がありますが、この怒りについてはなかなか難しいテーマですね。性格というわけでもないでしょうし、生まれつきというわけでもないでしょうしね。

 僕がこれまでに試した体験談をいくつか、ご紹介します。

 その(1)、座禅体験! 僕は以前TBSのドラマでお坊さんの役を頂いたとき、撮影前に座禅の体験をしました。

 1時間くらい動かずにひたすら無になるのですが、別のことを考えてしまったときには、自己申告をしてお坊さんにバシッと肩を叩いてもらいます。これを「警策を頂く」というのですが、何度か別のことを考えてしまい、警策を頂きました! これを何度か体験すると心が穏やかになり、清々しい気持ちで帰宅できました!

 その(2)、断食体験! これは今流行りの言葉でいうと、「ファスティング」ってやつですね。

 昨年の暮れ、計12日(6日間を2回)にわたって断食をしました。断食期間中は、とにかく水分を体内に入れるだけでした。計12日間で8キロも体重を減らせました。

 しかも痩せただけではないんです。妻から「穏やかになったね」といわれました。私もどちらかというと怒りっぽかった部分がありましたが、最近では妻に小言を言わなくなったり、イライラが無くなったようです。

 ただし、この内容はあくまでも僕が独自でやってみた方法ですので、もしトライする場合は自己責任でお願いします(笑)。ネットでは、ほかにも怒りを鎮める方法が載っているようです。まずは悩んでいないで行動してみてはいかがでしょうか。頑張ってください!  (次回の回答者は大相撲解説者の舞の海さん)

 ■野村宏伸(のむら・ひろのぶ)俳優。1965年、東京都生まれ、84年、映画「メイン・テーマ」のオーディションで2万3000人の中から選ばれ、俳優デビュー。同作で日本アカデミー賞の新人賞を受賞する。「キャバレー」(86年)で映画初主演を果たし、「教師びんびん物語」(88年)などテレビドラマにも出演。その後も、本格派俳優として映画、テレビ、舞台で活躍を続けている。

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