適度な日光浴でがんリスク減 血中のビタミンDが増加

 ビタミンDの血中濃度が高いと、がんになるリスクが下がるとの研究結果を、国立がん研究センターの山地太樹室長(分子疫学)らが8日、英医学誌BMJに発表した。

 ビタミンDは日光に当たると体内で作られ、食物からも摂取できる。ただ、取りすぎの害も指摘されるため、山地さんは「適度な日光浴や、魚が多めの食事を心がければ、ある程度のがん予防になるのではないか」と話している。

 40~69歳の男女約3万4000人を16年間追跡。約3700人ががんになったが、ビタミンDの濃度が最も低いグループに比べ、他の3グループは、がんのリスクが19~25%低かった。