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仕事しながら治療ができると実感 医療現場の大きな変化 (1/2ページ)

 がんとわかったとき、私が最初に考えたのは仕事のことでした。私だけでなく多くの社会人ががんになったとき、まっさきに考えるのは仕事のことでしょう。当時、短期大学の学長をしていた私には、大学の講義や会議がありました。

 それ以外にも雑誌の連載があり、講演の予定もずいぶん先まで埋まっています。周囲にできるだけ迷惑をかけないように、これらを整理しなくてはなりません。そのためには、一定の時間が必要です。

 この40年でがんの治療の現場も大きく変わり、ステージが「III期のb」でも、決してあわてて入院する必要はなくなっていました。2011年9月26日に中咽頭がんの診断を受け、すぐ入院しなくてはならないのかと思ったら、手術は1カ月先の10月25日に決まりました。

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