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牛肉食から日本を見ると…意外な「地方格差」が判明 (1/2ページ)

 「肉と言えば?」という問いに対する答えは、あなたが考えるほど一定ではない。

 例えば東日本の人なら当然のように「豚」を思い浮かべる場面でも、関西人なら「牛」、九州人は「鶏」だというシーンもあるかもしれない。

 全国の県庁所在地に暮らす人々の暮らし向きを調べた総務省の家計調査2016(総世帯)の調査結果にはその分布が現れている。

 特に顕著なのが牛肉で、1世帯あたりの支出は1万7071円となっているが、地方別に見ていくと、食べる地方と食べない地方の区分けがかなり明確になる。

 北海道は7065円と全国平均の半分以下、東北も9545円と平均に遠く及ばない。

 対してとにかく牛肉を食べまくっているのがご存じ、関西地方だ。

 とりわけ近畿は2万7682円と実に北海道の4倍近くも食べていて、続く四国も北海道の3倍以上となる2万3709円。中国地方も2万1130円、九州も1万9537円と「牛」は西で強大なる権勢を誇っている。

 都道府県庁等の所在地単位で見ても、滋賀県の大津市は3万4703円と全国1位の支出を誇る。

 琵琶湖の対岸に位置する彦根市は、本来肉食が禁じられていた江戸時代から牛の味噌漬けが作られていた伝統的“牛食”エリアで、このあたり一帯は近江牛のおひざ元でもある。

 琵琶湖周辺は伝統的に牛肉食が強いエリアで、3位にも県境をまたいで隣り合う京都市(3万233円)がランクイン。

 ちなみに今年の2位は少し南に下った和歌山市。ここも伝統的に牛肉食が強く、2004年には支出額全国1位になったこともある。銘牛の産地でもなく、牛肉を使った名物料理があるわけでもない。

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