記事詳細

【黒田尚嗣 世界遺産旅行講座】英雄が眠りにつくクロンボー城 デンマーク「幸福の象徴」が連想させるヒュッゲ (1/2ページ)

 名古屋観光の新たな目玉としてオープンしたレゴランドへ行ってきました。レゴといえばデンマーク語の「良く遊べLeg Godt」から社名をLEGOとした、世界的に有名な組み立てブロック玩具のブランドです。1700万個のレゴブロックが使われた園内はさながら北欧デザインをほうふつさせるようにポップでカラフルでした。

 「良く遊べ」というレゴの国には必死で働くという概念がないようで、週37時間労働制のデンマークでは、「人生がつらい」と感じている人はわずかに1%といわれています。実際、2016年に国連が行った幸福度調査ではデンマークが第1位です。

 その理由としては長期休暇、教育費が大学まで無料、税金は高いが保障が充実、医療負担がほとんどない等、いくつかありますが、私はデンマーク特有のヒュッゲ(Hygge)という「居心地の良い空間や時間」を大切にする習慣にこそ幸せの源があるのではないかと考えています。

 そこで今回は幸福の国デンマークを考察する意味で世界遺産クロンボー城をご紹介します。

 クロンボー城は15世紀に海峡通行税徴収を目的として造られ、16世紀には要塞機能の強化および王宮としての機能を追加するべく改修されルネサンス様式に変貌しましたが、その後幾度となく戦争や火災に見舞われ、姿を変えて現在のほぼ四角形の姿になりました。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース