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サプリと薬の危険な飲み合わせ10 DHA、GABAにも落とし穴 (1/4ページ)

 消費者庁の調査では、日本の成人の約6割が何らかのサプリメントを使っているとの報告があるなど、健康のため生活に取り入れている人はかなり多い。さらに高齢者では、ほとんどの人が医薬品とサプリメントを併用しているとされる。

 だが、体によかれと思って飲むサプリメントが“逆効果”となるケースもある。この夏、『健康食品サプリメント 医薬品との相互作用事典2017-2018(日本医師会、薬剤師会、歯科医師会総監修)』を刊行した同文書院の代表で、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センターの理事である宇野文博氏がいう。

 「医薬品とサプリメントとを重複摂取すると、思いもよらない危険な作用が潜んでいることがあります。それなのに、患者さんは『自分の飲んでいるサプリはナチュラルで安全だ』と思い込んでいて、飲んでいることを医師や薬剤師に伝えないケースが多いのです」

 では、いったいどんな組み合わせが危険なのか。宇野氏に具体例を挙げてもらった。

 ◆セサミンと降圧薬

 ゴマに含まれるセサミンには、強い抗酸化作用を持ち生活習慣病の予防やアンチエイジングなどの効果が期待されていますが、血圧を低下させる可能性もある。つまり、降圧薬と併用すると予想以上に血圧を低下させてしまうおそれがあるのです。

 該当する降圧薬には、カプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩、ロサルタンカリウム、バルサルタン、ジルチアゼム塩酸塩、アムロジピンベシル酸塩、ヒドロクロロチアジド、フロセミドなど多数あります。

NEWSポストセブン
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