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医師に聞いた!二日酔いになりやすい人、なりにくい人の違いとは? (2/3ページ)

 「アセトアルデヒドを分解する酵素のひとつであるALDH2の遺伝子は2種類あり、分解能力の高い『N型』、低い『D型』が、ひとつずつ両親から受け継がれます。日本人の約56%は分解能力が高くお酒に強い『NNタイプ』、約40%は程々に飲める~お酒に弱い『NDタイプ』、残りの約4%はアセトアルデヒドの影響を受けやすく、お酒が飲めない『DDタイプ』に分類されます」(鈴木先生)

 好き嫌いは別にして、強い人が半数以上もいるのには驚きだ。

 ■二日酔いを緩和する方法

 無防備にたくさん飲んでしまった場合、二日酔いを緩和する方法はあるのだろうか。やはり取り返しはつかないのか。

 「残念ながら二日酔いの特効薬はありません。アルコールやアセトアルデヒドの分解を促し、尿とともに早く体外に排出するため、水分を補給し血液中のアルコール濃度を希釈することが何より大切です。水分補給には、スポーツ飲料のほか、ビタミンBやC、果糖などが含まれるフルーツジュース(グレープフルーツなど)、アルコール代謝に関わる酵素を活性化する可能性があるトマトジュースなどがよいでしょう」(鈴木先生)

 つい胃薬も一緒に飲んでおきたくなるが、嘔吐してしまう場合はどうしたらよいだろう。

 「我慢せず嘔吐し、無理に水や薬を飲まず安静臥床(あんせいがしょう)を心がけ、肝臓の血流を増加させましょう」(鈴木先生)

 安静臥床とは、静かに横になり心身を休めること。そんなときは、大人しく養生するに限るようだ。

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