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【黒田尚嗣 世界遺産旅行講座】ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大聖地 エルサレムの旧市街とその城壁 (2/2ページ)

 エルサレムと言うと宗教対立やテロを連想し、危険なイメージがありますが、実際にはユダヤ教、キリスト教、イスラム教をあわせた約35億人の信者が「聖地」とするだけに、この地では多くの人種・民族がある時は厳粛に、またある時は活気に満ちて生活を営んでおり、この地を歩けば世界中を旅行している気分になれます。また、世界の生きた歴史を直に学ぶこともできる不思議な街で、その意味からこのエルサレムはイスラエルだけでなく、真に人類が共有し、守るべき遺産であり、ヘブロンのように所有を明確にしないのがかえって良いのかもしれません。

 ■黒田尚嗣(くろだ・なおつぐ) 慶應義塾大学経済学部卒。現在、クラブツーリズム(株)テーマ旅行部顧問として旅の文化カレッジ「世界遺産講座」を担当し、旅について熱く語る。

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