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【人とペットの赤い糸】ペットと一生暮らす 動物との触れ合いが高齢者の生活の質を高める (1/2ページ)

 ペットフード協会ではさまざまな調査を行っているが、ペット飼育者は自分たちが高齢者になっても、ペットといつまでも一緒に暮らしたいと希望する人たちが多い。

 犬や猫と暮らしたいが、自分の年を考えるともう最後までペットの面倒をみる自信がないので、ペットとの生活をあきらめるという60歳以上の方々がいる。しかし、平均寿命が女性、男性とも、それぞれ87歳、80歳になってきている現代、20~30年近く、ペットとの暮らしを諦めるべきなのか?

 高齢者の方は、病気にかかるリスクや平均余命が短いことから、里親捜しの会場でも60歳以上の方々はお断りするケースも多い。だが、交通事故や天災など、若い人もお亡くなりになる場合も多い。若い人たちが高齢者に比べて必ず長生きするという保証は全くない。要は、老若男女を問わず、人がペットと共に暮らし、理想的な形で年を重ねることができる社会を皆で力を合わせてつくりあげることが重要だ。

 高齢者のQOL(生活の質)を高めるには、動物との触れ合いが有効であることは、このコーナーで一部紹介させていただいた。人とペットのQOLをいかに高めるかが高齢化社会に求められているように思う。ペットとともに暮らしたいという日本の高齢者のペット飼育意向率は高い(60代:犬=20・7%、猫=13・5%)。

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