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【ベストセラー健康法】体内疲労を根本治療する「内臓ウォーキング」 タスキ筋の連動を意識することが肝要 (1/2ページ)

 しぶとい肩や腰のこりの原因は、内臓疲労かもしれない。筋肉がこるように、内臓も疲れて“こる”。胃や腸などの内臓疲労は周囲の筋肉のこりを招き、体内から体表のこりへと伝わっていく。根本治療として内臓ごともみほぐす「内臓ウォーキング」を試してほしい。

 今回紹介する本『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』(さくら舎刊)の著者は、身体均整師(体のゆがみやバランスを整えて自己治癒力を上げる手技)の資格をもつ田川直樹氏。どの内臓が疲労しているかは姿勢で分かるという。

 例えば、右肩下がりは肝臓疲労。肝臓が疲れて血流が悪くなると、エネルギー不足でしぼんだ肝臓に右肩が引っ張られ、下がったように見える。左肩上がりは心臓疲労。がんばりすぎた心臓に肩が押し上げられている状態だ。頭の前傾は考え事に集中しすぎて脳が疲れているしるし。上半身のねじれは腎臓疲労。左右にひとつずつある腎臓が疲れると、疲れた腎臓側に上半身がねじれる。

 こうした身体のゆがみが続くと、周囲の筋肉にこりが生じ、肩こりや腰痛に“進行”する。整体やマッサージを受けても解決しないのは、内臓疲労が原因だったのだ。

 そこで取り入れたいのが、内臓ごとマッサージしながら歩く「内臓ウォーキング」。ポイントは3つ。1つ目は後ろ大股に歩くこと。要は後ろ足の裏が地面に長く残るよう意識すればよく、股関節前の筋肉が自然とストレッチされるため、股関節の可動域が広がり、全身の運動性が高まる。