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【人とペットの赤い糸】飼育率が高いと非行の割合減少 生命の教育を子供たちが受ける機会が少なくなっているのは残念 (1/2ページ)

 私は、新潟から上京した際、一人暮らしをしていたときがあった。一人で暮らしていると、ついつい物思いにふけったり、寂しさを感じたりすることがあった。実家では、金魚、亀、小鳥、昆虫、犬などと暮らしていた経験から、東京で生活したときには、ふとペットと暮らしていたときのことを思い出すこともあり、「ペットと暮らすことができたら」と何度も思ったことがあった。

 昨今は、ペットと暮らす人の割合が減る傾向にある。日本で相関関係をまだ証明することはできないが、ペット飼育の割合が減るとともに非行や凶悪犯罪が増える傾向にあるように思うのは筆者だけだろうか。近年は学校飼育動物も減少しており、動物を介して生命の教育を子供たちが受ける機会が少なくなっているのは残念に思う。

 昨年のペットフード協会のペット飼育実態調査によると、18歳までのペット飼育経験は表のようになっている。現在の飼育率(犬:14・16%、猫:9・93%)を考慮すると、子供の頃ペット飼育を経験した人は、大人になってもペットと暮らす傾向にあることが分かる。欧米では、ペット飼育率が高いと非行の割合も減る傾向があることが報告されている。

 自分自身にとってのペット飼育の効用はさまざまあるが、ペットフード協会の調査から、主な効用(複数回答)を紹介すると次のようになっている。

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