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【栗原毅 サプリで認知症予防&健康長寿】介護されたくないなら粗食はやめる メタボ対策=健康長寿は錯覚、筋肉の“原料”アルブミンが重要 (1/2ページ)

 2025年には、すべての団塊の世代が75歳以上になります。全人口の2割近い約2200万人が75歳以上という、世界でも経験したことのない超高齢社会が到来します。

 どのように生きていけばいいのか。そのヒントが「高齢者の健康寿命にフレイル(虚弱)が大きく関与、メタボの影響は認められず」という東京都健康長寿医療センターの研究成果にあります。

 タイムリーにも、その中心的な役割を担ってこられた熊谷修先生のご講演の司会を、11月24日に開催された第4回日本血管血流学会でさせていただきました。「シニア世代の健康、栄養問題とその対策」と題してフレイル対策の重要性を力説されました。

 フレイルとは体重の減少、疲れやすさ、歩く速さの低下など、このままでは要介護の状態になる可能性が高い状態をいいます。筋肉の減少が大きな原因です。その防止に、血液中のアルブミンが極めて重要な役割を担うことを熊谷先生は指摘されました。筋肉の原料になるからです。アルブミンは、肝臓で作られますが、血中の値が低いと筋肉減少症になってしまうので、50歳を過ぎたら肉や魚、卵や乳製品などのタンパク質を豊富に含む食品を毎日食べようと提唱されたのです。

 アルブミンの血中での基準値はどのくらいなのでしょうか? 1デシリットルの血清中での基準値は3・8~5・3グラムですが、熊谷先生は筋肉を維持するには、4・3グラムは必要とのお考えです。アルブミンの値が低いと、認知機能が低下し認知症のリスクも高まります。

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