記事詳細

【安達純子 健康寿命UP術】ポールやミックも実践! 「腸ストレス」にかからない食生活で老いない人へ (1/2ページ)

 いつまでも元気で若々しく過ごしている人は、どのような食生活をしているのか。現役バリバリで世界ツアーの舞台に立ち続けるポール・マッカートニー(75)や、ミック・ジャガー(74)はベジタリアン(菜食主義)として知られる。肉類や魚類の栄養素は大切だが、2人に共通するのは「腸内環境」を重視した食生活だ。

 「高齢になっても元気な人の食事を見ると、腸ストレスのかからない食材が多い。腸ストレスは、食べ過ぎや飲み過ぎなど、腸にかかる負担の総称。腸の働きが悪くなると、便秘や肌荒れ、大腸がんリスクの上昇、メタボリックシンドロームの促進などで、老化を後押しすると考えられるのです」と、松生クリニック(東京都立川市)の松生恒夫院長。大腸疾患の診断・治療を得意とし、『老いない人は何を食べているか』(平凡社新書)などの著書で、腸と全身の健康を啓蒙している。

 「日本の有名人も、全粒穀物、旬の野菜、豆類、海藻類を主体とした日本型の食事で、ご高齢でも元気に過ごしている方々がいます。これらの食材も、腸内環境を整えます。腸ストレスの解消は、健康寿命に寄与すると思うのです」

 近年、腸にたくさん生息する細菌(腸内フローラ)が、健康に関与する成分やホルモン、免疫機能などに関係していることが明らかになってきた。反対に、腸内フローラのバランスが悪いと、がんやアレルギー性疾患などの病気のリスクも高まるといわれる。松生院長によれば、高齢でも元気な人は、腸内環境の良い状態を保つ食生活の傾向が見られるそうだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース