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【冬季うつの対処法】急激なテストステロンの減少は「男性更年期障害」引き起こす症状も 「うつ」との見極め困難も食欲に違いあり (1/2ページ)

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 年末に向け忙しい時期なのに「朝起きるのがつらくて出勤する気がしない」。毎日続けば、仕事や生活に支障が出るが、そこに潜む「冬季うつ」は日照時間の短さと深い関係があることを見てきた。うつ症状は、過度なストレスや、睡眠不足でも起こりやすいが、もうひとつの要因として注目されているのが、男性ホルモン(テストステロン)の低下に伴う男性更年期障害だ。

 「うつ病は、脳の神経伝達物質のリレーがうまくいかなくなって症状につながります。男性更年期障害は、老化や生活習慣の乱れなどでテストステロンが急激に減少すると、心身の症状として現れます。原因は異なりますが、抑うつ状態という症状は似ているのです」

 こう説明するのはメンズヘルスクリニック東京(東京都千代田区)の小林一広院長。精神科医として、長年、メンタルヘルスや男性更年期障害の診断と治療などを行っている。

 男性更年期障害は、急激なテストステロンの減少に関わるという。女性の場合は、50歳前後の閉経に伴う急激な女性ホルモンの減少で、体が対応できず、抑うつ気分や倦怠(けんたい)感、ほてりなど、さまざまな心身の症状に結びつく。しかし、男性は女性のような閉経がないためわかりづらい。いつの間にか徐々に抑うつ状態の症状に見舞われる。

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