記事詳細

【人とペットの赤い糸】犬との暮らしで赤ちゃんの免疫が高まる? まさに人とペットの赤い糸 (1/2ページ)

 人間の体内には、常に存在している常在菌(じょうざいきん)として、善玉菌と悪玉菌がある。人間の体は約60兆個の細胞から構成されているといわれているが、常在菌の数は最近の研究では500~1000兆個と推定されている。昔は分からなかった菌が発見されるようになり、それに伴い細菌の数も増えているようだ。

 世の中には、除菌に関連する商品が多く販売されているが、全ての菌を死滅させることはできないし、善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌はむしろ増やした方が健康に良いことも分かっている。

 ペットや人が有する菌が原因で、ペットから人、また人からペットへ感染する人畜共通感染症がある。代表的な狂犬病をはじめ、さまざまな感染症があり、中には注意を要するものもあるので獣、医師の先生から定期的にペットを診断してもらうことが重要だ。

 ペットは人間と比較して1年で4歳(小型犬や猫)から7歳(大型犬)年を取るので、最低年間2回から4回は動物病院で定期健診を受けてもいい計算になる。

 2012年7月9日、犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが軽減されるとの調査結果が、米国小児科専門誌「Pediatrics(ペディアトリックス)」に掲載された。フィンランドのクオピオ大学病院の研究チームが、生後9~52週目の赤ちゃん397人を対象に行った調査だ。

 それによると、毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周りにいることで、生後1年以内の赤ちゃんの免疫力が高まる可能性があるとしている。猫でも同様の可能性が示されたが、その効果は犬より弱いようだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース