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【夕刊フジ人生相談駆け込み寺】パワハラ先輩の激変に当惑 石原壮一郎氏「こちらも全力で猫かぶり、大人として成長しよう」 (2/2ページ)

 相手の「本性」なんて気にせず、こっちはこっちで全力で猫をかぶりましょう。「いつのまにか見違えるように成長した中堅社員」をベースに、「若い頃に指導してもらった恩を忘れず、尊敬の念を抱いている後輩」の要素も加えたいところ。ヘタに素で接しようとするから、どうしていいのか迷ってしまうのです。

 「○○さんに鍛えてもらったおかげで、どうにか一人前になれました」「いやいや、俺は何もしてないよ」といった定型のやり取りを繰り返せば、少なくとも上辺は親密な関係になれるはず。

 未熟だった新入社員のあなたには、その先輩の言動がパワハラに見えていたけど、もしかしたら面倒見がいいだけだったかもしれません。過去の記憶におびえてないで、全力で普通に接して、大人としてひと回り大きく成長しましょう。

 仮にパワハラな一面をのぞかせても、「懐かしいですねー」と喜んでしまえば、たちまち勢いが弱まるに違いありません。(次回の回答者は俳優の野村宏伸さん)

 ■石原壮一郎(いしはら・そういちろう) コラムニスト。1963年、三重県松阪市生まれ。月刊誌の編集者を経て、93年に「大人養成講座」でデビュー。大人をテーマにした著書が多く、代表作に「大人の女養成講座」「大人力検定」などがある。近著は「悩める君に贈る ガツンとくる言葉」。「伊勢うどん友の会」を立ち上げ、故郷の名物である伊勢うどんを熱く太くやわらかく応援している。

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