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【飯田達哉 酔いどれ師匠の酒場探訪】飲まない人はお断り! 酒飲みのための中華バー「十六公厘」(東京・神楽坂) (2/2ページ)

 焼売も定番だが、油淋鶏、砂肝ガーリックなど肉料理がメーン。店名と料理でわかるように、こちらは中華料理をつまみとして出すバー。一人で料理をつくるマスターの佐藤洋さんは、担々麺で有名な『希須林』で修業したが、『十六公厘』には麺類もご飯もない。あくまで「酒を飲むためのつまみを出す」というポリシーなのだ。

 ビールと腸詰という最強タッグでスタートしたら、二杯目は紹興酒ハイボール。紹興酒のソーダ割だが、これがなぜ他の店にないんだろうと思うほど美味しい。瓶出し紹興酒をお燗で頂くのもいい。

 カウンターがメーンで一人客、二人客がほとんどだが、厨房と向かい合っているので、時折マスターと話しながら料理と酒を楽しめる。そのスタイルに合わせて、料理も小皿くらいの量。毎晩ふらっと入りたくなるような店だ。

 ■東京都新宿区横寺町37エムビル1F(地下鉄牛込神楽坂駅から1分)/(電)03・6457・5632/営業18~翌1時/日曜・祝日=15~22時/不定休/予算=1人3000~4000円

 ■飯田達哉(いいだ・たつや) 1956年7月18日生まれ。スポーツ専門誌編集長を経て編集プロダクション「オフィス・トライアイ」を設立。スポーツ、酒、落語、吟剣詩舞などおもに趣味の分野の執筆・編集に携わる。著書に『日本酒日和』『三師匠 落語訪ねて江戸散歩』(ともに舵社刊)など。

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