記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「白」》若者とグレーヘア(白髪)とのすてきな関係、拡大中 (1/2ページ)

 88歳の大家さんと、40歳のお笑い芸人の“ふたり暮らし”の日々を描いたコミックエッセー『大家さんと僕』が話題です。タイトルの「僕」とは、お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎さん。大家さんが暮らす二世帯住宅の2階を矢部さんが借りたことから始まった、世代間交流が描かれています。

 大家さんとは玄関が別で、同居しているわけではありません。しかし、そこでの矢部さんの暮らしは、都会のひとり暮らしのイメージとはほど遠いものでした。大家さんは矢部さんの洗濯物を頼まないのに取り込んでくれたり、帰宅すれば「お帰り」の電話をかけてきたり。最初は戸惑いますが、やがて矢部さんはそれに慣れ、大家さんとの世代間ギャップを新鮮に受け止めながら、立派な茶飲み友達へと成長し、お互いの人生になくてはならない存在になったのでした。

 大家さんと矢部さんの縁は偶然(それとも運命的に?)結ばれたものでしたが、高齢者と若者の共助の仕組みとして、高齢者宅に若者が暮らす「世代間ホームシェア」を日本に根付かせようという動きがあります。

 NPO法人「リブ&リブ」(東京都)が2012年に始めた取り組みで、ひとり暮らしの高齢者が自宅のひと部屋を大学生に提供し、お互いの自立は保ちつつ、交流しながら同居する、という新しい仕組みです。下宿ではないので家賃はなく、光熱費や生活雑費として学生は高齢者に月2万円を支払います。食事は「各自で」が基本ですが、週1~2回は共にするのが理想。学生にとっては生活コストを抑えられ、高齢者にとってはひとり暮らしの不安が軽くなるメリットがあります。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう