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鏡餅にみかんをのせるのはNG!鏡餅の由来や飾るタイミングを専門家に聞いた (2/3ページ)

 ■鏡餅に乗っているのは、「みかん」ではなく「橙(だいだい)」

 鏡餅といえば「みかん」をイメージする人も多いようだが、本来は「みかん」ではない。

 「みかんは春になると熟し切って枝から落ちてしまいます。しかし、橙は春になっても枝についたままです。それどころか翌夏にはまた緑色の実に戻り、一度実がなると、4~5年以上落果しないといわれています。こうして何代もの橙が枝についたまま、新しい実を加えながら一つの木になっていることから、橙を健康長寿の家庭・家族に見立て、家系代々の長寿・繁栄を願うといわれています」(石坂さん)

 鏡餅の上にはみかんではなく橙。筆者のように勘違いしていた人も多いのではないだろうか。

 ■鏡餅はいつ飾る?

 用意した鏡餅は、いつ飾るのがよいのだろう。

 「鏡餅を飾り始める日は、早くても問題ありません。ただ、『大安の日』や『12月28日』が最適とされることが多いようです。というのも、『八』は末広がりで、日本では縁起がよい数字とされています。こうした縁起のよい日に飾られるのが一般的です。逆に、飾り初めに12月29日と31日を選ばないほうがよいといわれています。29日は『九』が『苦』で苦しみにつながり、縁起が悪いからです。31日は『一夜飾り』といい、『お正月の神様をお迎えするのに、たった一夜では誠意にかける』『葬式の時には、一夜飾りになるため、それに通ずるから避けたほうがよい』といった説があります」(石坂さん)

 供えておいた鏡餅は、いつまで飾っておくのだろう。

 「神様にお供えした鏡餅を下げて食べる風習を『鏡開き』といいます。地方により日にちは異なりますが、一般的には1月11日に行います。正月中に神様の宿った餅を食べることで、御利益をいただけると考えられています」(石坂さん)

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