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【ゆる登山はじめました】便利すぎる「ツェルト」 風や寒さ、濡れを避ける手段として非常に有効 (1/2ページ)

 山歩きが趣味になり、山に行く頻度が上がってきたら、装備として持つようにしたいエマージェンシーグッズ(非常用装備)のひとつがツェルト(簡易テント)です。

 下山が遅れて、やむを得ず山で一夜を過ごさなくてはならなくなったとき、すっぽりと体全体を覆うようにしてかぶります。細引き(細いロープ)や別売りの張り綱、トレッキングポールなどを使えば、テントのように張って中に入ることもできます。夜中に風や雨、夜露をしのぐことができるものがあるのとないのとでは、快適さが大きく変わります。

 本来は、ひとりがひとつ持つことが望ましい装備ですが、多くの登山者は持っていなかったり、持っていても使ったことも袋から出したこともなかったりします。

 ビバークに使う非常用装備……と考えると、「自分の登山はそれほどハードではないし、なくてもよいのではないか」と思いがちです。

 しかし、ツェルトはビバーク以外にもさまざまな用途で使える、汎用性の高いアイテムです。それを知ったのは10年ほど前、冬の低山ハイキングでした。

 山頂で別のルートから来る友人と待ち合わせをしたのですが、かなり早くに到着してしまいました。晴れているけれど、気温が低く、風も少し出ていました。

 「こんななかで待つのは、ちょっとつらいな……」と思っていたら、一緒に山頂に着いた同行者がツェルトを取り出しました。

 「これをかぶって待っていましょう」と言われ、ザックを尻に敷き、頭からすっぽりかぶったら……。風を避けられるうえ、日ざしで温室のようにツェルトの中はポカポカに。あまりに快適で居眠りをしてしまったのでした。

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