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【健康誌イチオシ特報】尿もれ、痔…下半身トラブルを自分でケア「スロースクワット」 (1/2ページ)

 年を重ねるにつれ、頻尿に悩む方は多いのではないでしょうか。発売中の『壮快』(マキノ出版)2月号は、「頻尿・尿もれ・痔(じ)」を特集しています。

 男性の尿トラブルの原因として圧倒的に多いのが前立腺肥大症です。前立腺は通常クルミほどの大きさですが、加齢に伴い大きくなります。

 そして、なかを通っている尿道が圧迫され、「尿が出にくい」「出し切った感じがしない」といった症状が出てくるのです。

 なぜ、前立腺が大きくなるのか。まだ解明されていませんが、男性ホルモン(テストステロン)の減少が一因といわれます。「よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック」院長の奥井識仁(ひさひと)氏に伺いました。

 「50代の男性で約3割。70代で約8割の人に前立腺の肥大が見られます。治療法は、ここ10年で変わりました。以前は、薬で尿道を広げたり、前立腺を小さくしたりする治療を行い、大きくなったら手術で切除していました。今は、まず血流をよくすることで前立腺のむくみを取ります。漢方薬や有酸素運動、セルフケアも有効であることがわかっています」

 実際、奥井氏は患者に前立腺の血流をよくするセルフケアを指導しています。その一つが、スロースクワットです。

 「ゆっくりしゃがみ、ゆっくり立ち上がることによって、筋肉が太くなり、下半身の血流がよくなります。ほかにも、起床時と就寝前の30分間、湯たんぽでヘソの下あたりを温めることや、1日8000歩の速歩きを勧めています。速歩きの速度は、少し息がはずむ程度。いずれも血流をよくしてテストステロンを増加させる効果があります。それによって前立腺が小さくなる可能性があり、肥大症に有効です」(奥井氏)

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