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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】“丁寧さ”へのこだわりが身上、人工膝関節・人工股関節を年に600件 埼玉協同病院整形外科副部長・桑沢綾乃さん (2/2ページ)

 同様に、手術後のリハビリも、治療の一環として義務的に行うことはしない。患者が“新しい脚”を手に入れた喜びを感じ、前向きに、楽しく機能回復訓練に取り組めるための工夫を凝らす。

 単に症例数の多さだけではない、“丁寧さ”にこだわり抜く桑沢医師の哲学が、美しい手術、美しい仕上がりを実現する。

 「せっかく私の手術を受けてくれる患者さんには、120%の手術をしたいので…」

 そんな桑沢医師の夢は、「いつか匠の技を身に付けること」。

 それは決して遠い日のことではなさそうだ。(長田昭二)

 ■桑沢綾乃(くわさわ・あやの) 静岡県焼津市生まれ。2001年東京女子医科大学卒業。川崎市立病院、東京女子医科大学附属青山病院、東京医療センター、亀田総合病院勤務を経て、08年から現職。日本整形外科学会専門医・運動器リハビリテーション医・リウマチ専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医。趣味はハープ演奏。