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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「輪」》認知症サポーターの証「オレンジリング」 (2/2ページ)

 認知症の人とのコミュニケーションのポイントは、「今の気持ちを受け止めること」だという。驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない、そして何よりも、否定しないことが大切だ。

 たとえば認知症の人は、食事をした直後なのに食べたことを忘れてしまい、「食べてない、ご飯まだ?」ということがよくある。食べ終わったお皿を見せて「食べましたよ、これが証拠です」と説明する手もあるが、これは本人の「食べていない」という思いを否定することになる。かといって、要求されるがままに、何度も食事を出すことはできない。「今作ってますから、ちょっと待ってくださいね」という感じで気をそらせる方がよいのだという。

 先のコマーシャルのいいところは、孫がおばあちゃんの世界観を否定せず、寄り添っているところだ。「さとしってパパのことでしょ、ほら、ここにいるよ」なんて言われたら、女性は「そんなはずはない」と憤慨してしまうだろう。否定されたりばかにされたりしたという嫌な感情が重なれば、症状が悪化することもあるという。

 オレンジリングをもらってから半月、通勤用のバッグにつけているが、まだ何かの役に立てた経験はない。認知症サポーターの数は、昨年末時点で約983万5千人。まだの人はぜひ、講座を受けてみてはどうだろうか。(K)

 大阪の生活記者、41歳。銀のさらのコマーシャルを見ながら、涙をこらえるのが大変でした。

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。2月のお題は「輪」です。

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