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気象予報士に聞いた!どうして冬は乾燥しやすいの? (2/2ページ)

 ■部屋の中が乾燥するのはなぜ?

 外が雪や雨でも、部屋の中で湿度が低くなるのはなぜなのだろうか。

 「暖房器具の影響です。ただ、暖房器具が除湿をするわけではありません。例えばヘアドライヤーは熱風が出てくるだけですが、髪の毛は十分に乾きますよね。でも決して除湿しているわけではありません」(冨永さん)

 これには、先ほどの「湿度は空気中に最大限に含められる水蒸気の量とその時の水蒸気の量の比率で表す」、「気温が低いと空気中に含むことができる水蒸気の量が少なくなってしまう」という原理が関係する。

 「気温が低い部屋の中の湿度が100%だったとします。そこに暖房器具で温度を高くすると、最大限含むことができる水蒸気の量が大きくなります。その結果、湿度が低くなるのです。水の量は同じなのに器だけ大きくなってしまったような感じですね」(冨永さん)

 部屋の中の水蒸気の量は変わらないのに、部屋の温度とともに水蒸気の量の上限が変わってしまうことが原因のようだ。

 「つまり、冬は屋外も屋内も乾燥しやすくなっていますので、体調管理をするためにも加湿などの対策が必要かと思います」(冨永さん)

 空気が乾燥すると、肌荒れや風邪などの原因にもなる。湿度計などでこまめに部屋の湿度をチェックするのもおすすめだ。

 なお、教えて!gooウォッチでは「医師に聞いた!オフィスでの乾燥対策」という記事も公開している。併せてチェックしてみてほしい。

 ●専門家プロフィール:冨永幸

 数理科学科のある高等学校に進学。最先端の科学授業を受講したことで地球温暖化などの環境問題を入口に、気象に興味を持つようになる。大学では理工学部に在籍。一般企業での就業を経て、2016年3月に気象予報士を取得。2017年よりウェザーマップに所属。KHB東日本放送「突撃!ナマイキTV」「スーパーJチャンネルみやぎ」出演中。

 (酒井理恵)

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