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【人とペットの赤い糸】殺処分解決へ5つの提言 ニュージーランドは全ての犬猫にマイクロチップ装着を義務付け (2/2ページ)

 (3)不妊去勢手術の徹底

 野良猫や野良犬によって子猫や子犬が増えることが問題になっている。不必要かつ不幸なペットを増やさないように、保護施設から動物を渡す場合は不妊去勢手術を実施したい。また、生体販売時にも妊娠を望まない飼い主には、不妊去勢手術を行ってからペットを引き渡すことも有効である。

 (4)殺処分ゼロから飼育放棄ゼロへ

 殺処分ゼロ運動が日本では盛んだが、根本的な原因を断つ飼育放棄ゼロ運動を徹底したい。

 ドイツなどでは、ティアハイム(動物を収容している家)からペットの里親になる場合、家族全員を面接し、動物を受け入れることに賛成かどうか、また、ペットを譲り渡した後でも、そのペットが幸せに過ごしているかどうかをチェックしている。ブリーダー、ペット専門店、保健所、保護施設などで、家族全員の面接やその後のフォローを実施するシステムを日本でも構築したい。

 (5)ブリーダー・ペット専門店・保護施設からペット入手時の注意

 どのような種類のペットを迎え入れたら良いのかを慎重にチェックしたい。こんなに大きくなるとは思わなかったなど、将来の体形、体重、性格など、十分理解した上で、ペットを受け入れたい。

 人とペットの幸せな関係がいつまでも続く赤い糸の関係を構築したいものである。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。

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