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「新インフル薬」の実力は? 錠剤を1回飲むだけ タミフル上回る効果期待、前倒し実用化へ (1/2ページ)

 3週連続で患者数が過去最高になるなど職場や学校で猛威を振るうインフルエンザ。塩野義製薬は、錠剤を1回飲むだけで治療できる新薬の今春からの販売を目指している。感染拡大抑止の決定打となるか。

 塩野義が開発したのは新薬「ゾフルーザ」。現在主流のインフルエンザ治療薬「タミフル」は1日2回、5日間の服用が必要だが、ゾフルーザは錠剤を1回飲むだけで効果が期待できるという。

 同社が行った臨床試験では、タミフルに比べて抗ウイルス効果が高く、投与翌日には半数以上の患者で、感染性を持つウイルス量が減っていることが認められた。広報担当者は「画期的な新薬として期待されている」と話す。

 昨年10月に厚生労働省に成人、小児のA型、B型インフルエンザウイルス感染症の治療薬として製造販売承認を申請しており、近く承認される見通しだ。

 優れた新薬を世界に先駆けて実用化するために迅速に審査する「先駆け審査指定制度」の認定を受けており、通常のスケジュールでは3月に厚労省が承認し、薬価が決まり次第、販売手続きに入るが、タミフルを上回る効果が期待されることから、前倒しされる可能性もある。

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