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【日本の元気】iPhone一体化のデジタル補聴器 通話可能で、置き忘れもGPSで位置特定 (1/2ページ)

★難聴と補聴器(3)

 突発性難聴に見舞われ、超小型デジタル補聴器「OtoLens」を使い続けて2年、iPhoneでコントロールするスターキー社のデジタル補聴器「Halo(ヘイロー)2」に飛びついた。この補聴器によって私は一部、正常な聴力の人を上回る「聴くための能力」を身につけた。

 これ、いわば拡張版のiPhoneなのだ。耳掛けタイプだが、小型ゆえ装着に気づいた人がいないほど外からわからないだけでなく、iPhoneとはブルートゥース(無線)でも繋がっているからだ。

 音量調整や「標準」「混雑」などシーンの選択はiPhone画面で行うが、そのアプリ、何と、すべてのiPhoneに標準で搭載されている。「設定」「一般」「アクセシビリティ」と開いていくと「MFiヒアリングデバイス」という項目が出る。これは「Made for iPhone補聴器」の意味。iPhoneは「4S」(iOS7・0)から、このデジタル補聴器アプリを標準搭載していたのだ。

 iPhoneの開発を指揮した故スティーブ・ジョブズは難聴に理解があったため、iPhoneで使える補聴器の開発をメーカーに促すためにこのアプリを基本仕様に入れたようだ。だが、「MFi補聴器」を開発できたメーカーは世界でも数社のみで、デジタル補聴器メーカーは厳しい淘汰に直面したという(日本メーカーも頑張ってほしいのだが)。

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