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【健康誌イチオシ特報】冬のひざ痛は「足裏すべり」で解消 手術回避できた人たちも (1/2ページ)

 厳しい寒さが続く今年の冬は、例年以上に「ひざ痛」の悪化が心配です。冷えによって、ひざ関節の拘縮(こうしゅく=硬くこわばること)が強まると、ひざの痛みが増してしまうのです。

 月刊の健康誌『わかさ』4月号(わかさ出版)は、1冊丸ごとひざ痛対策の大特集。みなさんのなかにも、ひざに湿布を貼ったり、サポーターを付けたり、痛み止めを飲んだり、安静にしたりして、ひざ痛をしのいでいる人が多いと思います。

 しかし、「これらは、対症療法(症状を抑えるだけの治療法)に過ぎず、根本的な解決にならない」と、順天堂大学医学部特任教授で整形外科医の黒澤尚先生はいいます。

 「ひざ痛治療において最も大切で効果的なのは、運動療法です。2008年に国際関節症学会が英国で発表したガイドラインでも『運動こそまっ先に行うべき治療法』と提唱しています」

 運動療法には、(1)ひざを支える太ももの筋肉を強める(2)血液や関節液の循環を促して関節の軟骨を若々しく保つ(3)痛みを引き起こす炎症物質の排出を促す--など、主に3つの働きで、ひざ痛を根本から改善させる働きがあるといいます。

 「現在、ひざ痛に悩む人は、潜在患者も含め2800万人以上と推測されています。このうち手術に及ぶケースは0・3%弱の8万人。つまり、残りの99%以上は、保存療法で対処でき、この人たちが運動療法に積極的に取り組めば、ひざ痛は必ずといっていいほど改善します」

 40年以上ひざ痛の運動療法を研究してきた黒澤氏がすすめるひざ痛の改善法は、「足裏すべり」。イスに座って足裏を床につけたままゆっくり前後にすべらすだけで、ジンジンズキズキと感じるひざの炎症痛や腫れを軽減できるといいます。

 そして、足裏すべりを毎日続けて痛みが引いてきたら、太ももを強化する簡単な運動も行い、ひざ痛の根治をめざします。こうした取り組みで、予定していた手術を回避できた患者さんが大勢いるそうです。

 そんな黒澤氏が、日本のひざ痛治療に警鐘を鳴らす新刊『こんな医者があなたのひざを破壊する! 99%のひざ痛は自分で治せる!』(わかさ出版)が最近、発売されました。

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