記事詳細

【健康誌イチオシ特報】「仙骨シャワー」で自律神経の乱れを整える 入浴時に30秒シャワー当てるだけ (1/2ページ)

 まだまだ寒い日が続きます。腰の痛みやしびれ、夜間の頻尿などに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。そこでお勧めしたいのが『壮快』4月号(マキノ出版)で特集している「仙骨(せんこつ)シャワー」です。文字通り、仙骨をシャワーで温めるだけで、血流の悪化や、自律神経の乱れを整える手軽な健康法です。

 仙骨は、お尻をさわるとすぐにわかりますが、背骨を支える逆三角形の骨で骨盤の左右中央にあります。骨格上、重要なだけでなく、全身の血液循環とも深いかかわりを持っています。

 仙骨シャワーの考案者で、自治医科大学附属病院麻酔科・鍼灸師、中野朋儀(とものり)氏に伺いました。

 「仙骨は腹大動脈という非常に大きな血管の近くにあります。腹大動脈は、骨盤内へ向かう内腸骨動脈と足の方へ向かう外腸骨動脈とに分かれ、さらに枝分かれした多数の細かい血管が仙骨周辺を通っています。つまり、仙骨周辺は血管の交差点ともいえる場所なのです。ですから、シャワーで仙骨を温めるだけで非常に効率よく全身の血流を促すことができます。血流が改善すれば、炎症が抑えられます。各所の痛みの緩和に役立つのです」

 実際、仙骨シャワーは腰の痛みによく効きます。4月号でも体験談として紹介していますが、脊柱管(せきちゅうかん)狭窄(きょうさく)症による腰の痛みやしびれ、椎間板ヘルニアの痛みが劇的に改善しています。腰だけでなく、ひざや首の痛みがよくなった方もいます。

 「仙骨は、神経の通り道でもあります。なかでも重要なのが自律神経です。シャワーの刺激によって休息時に優位になる副交感神経の働きが活発になり、ストレスゆえに偏った自律神経のバランスが安定します。この点から、高血圧や糖尿病といった生活習慣病、不眠やうつといった精神疾患の改善につながります」(中野氏)

関連ニュース