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【人とペットの赤い糸】高齢者とペットとの共生はどうあるべきか? 里親60歳までの条件多いが… (1/2ページ)

 高齢者夫婦や一人暮らしの高齢者には、ペットとの楽しい生活を夢見ている人が多い。

 昨年のペットフード協会の調査によると、シェルター(保護施設)から高齢のためペットの里親になることを断られたという人は8・9%(複数回答)だった。

 多くの動物愛護団体では、ペットを生涯に渡って面倒をみてほしいとの観点から、里親になるのは60歳までという年齢制限を始め、ペットの幸せを考慮し、さまざまな条件を設けている場合が多い。

 一方、昨年発表された日本人の平均寿命は、女性が87・14歳、男性が80・98歳になり、健康寿命も女性が約75歳、男性は約72歳と延伸している。犬・猫の平均寿命はそれぞれ14・19歳、15・33歳なので、女性の場合、60歳で子犬・子猫を迎えたとしても、健康でペットを一生ケアできることになる。

 筆者が先週訪れた米ロサンゼルスのシェルターでは、年齢による制限は一切設けていない。若者であれ高齢者であれ、災害、病気、交通事故などを考慮すると命の保証というものは存在しない。施設では高齢者にインタビューをして動物のケアができるかどうかを詳細に調べ、里親になってもらうかどうかを判断している。

 また、高齢者がなぜ動物と暮らすと良いのかを10項目に要約した情報を積極的に発信している。

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