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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】「子供の外科」に特化した診療 杏林大学医学部付属病院、小児外科・医長の渡邉佳子さん (1/2ページ)

★杏林大学医学部付属病院(東京都三鷹市)小児外科・医長 渡邉佳子さん

 親にとって、子供の病気や不調は、自分のこと以上に心配なもの。まして言葉を持たない乳幼児ともなれば、その不安の大きさは計り知れない。

 杏林大学医学部付属病院小児外科医長の渡邉佳子医師は、0歳児から中学校3年生までの「子供の外科」に特化した診療を行っている。

 現在同院では年間約270件の小児外科手術が行われており、そのほとんどに渡邉医師が入っている。

 「脳、心臓、骨以外の小児の手術はすべて担当します。子供の時に手術をした患者の中には、対象年齢を過ぎてからも継続的に診察を続けるケースもあるので、長いお付き合いになることも珍しくありません」

 自身が小さい頃、脳の病気で倒れた母を救ってくれた脳神経外科医に憧れて医学の道に進んだ。その影響か「外科医」志望で、しかも「子供好き」ということから選んだ小児外科は、渡邉医師にとって天職だった。

 鼠経ヘルニア(脱腸)や臍ヘルニア(でべそ)などから、先天的な疾患まで、あらゆる外科治療に対応する。モットーは、丁寧、安全、そして高い根治性だ。

 「元気になって退院していく姿を見たり、親御さんが喜ぶ顔を見ると、この仕事を選んでよかったと思います」

 そんな渡邉医師が現在力を入れているのが、子供の「便秘外来」だ。

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