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【安達純子 血圧を下げる新常識】花粉症も撃退!「お酢血管柔軟運動」で高血圧抑制 (1/2ページ)

★お酢活用編

 春になって暖かくなると、血管が広がって血流が流れやすく、高血圧は抑制される傾向になると一般的に言われる。一方で、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの花粉症の症状でイライラすると、血圧は上昇しやすくなる。国内の花粉症患者は約3000万人と推計されている。

 「花粉症の薬の中には、交感神経を刺激する成分が入っているものがあり、それは血圧を上げる可能性があります。毎日の家庭血圧測定で135/85以上が続くときには、主治医に相談してください」と、東京女子医科大学病院高血圧・内分泌内科の市原淳弘主任教授は話す。

 花粉症は、民間療法としてヨーグルト、発酵食品などで腸内環境を整えると、症状を抑制する可能性があるとされる。お酢も腸内環境の改善の一助といわれるが、血管の拡張にも役立つという。

 「お酢に含まれる酢酸は、有酸素運動によって代謝されると、アデノシンという物質が生じて血管を拡張してくれるのです。お酢を飲むだけではアデノシンは生じません。お酢を飲んで運動することが重要なのです」

 市原教授お勧めの「お酢血管柔軟運動」を別項に示した。運動によって血流がよくなると、血管内の内皮細胞が鍛えられて柔軟になり、お酢によるアデノシンで血管が広がりやすくなることで、高血圧を抑制する効果が期待できるそうだ。

 「血圧を正常値に維持することは大切ですが、心筋梗塞や脳卒中などを防ぐために、血管を柔らかくすることを目指していただきたい」

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