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【栗原毅 サプリで認知症予防&健康長寿】健康寿命と平均寿命の狭間で 安心した老後を望んでいるが現実は厳しい (1/2ページ)

 皆さまのおかげで4年間続いた本コラムも、今回で終了とさせていただきます。毎週、目を通していただき感謝に堪えません。

 2007年から慶應義塾大学にて総務省、厚生労働省の協力で全国各地の高齢者の方々とテレビ電話を用いた遠隔医療を開始したことが、コラム連載のきっかけとなりました。いろいろな高齢者介護施設を回り、認知症対策の必要性を強く感じ、皆さまにもできる予防法をつづって参りました。

 17日、01年から遠隔医療を実施している北海道積丹町の町民講演会に行ってきました。本コラムにも登場した特別養護老人ホーム「ゆうるり」にも顔を出してきました。昨年秋から隔月で介護職員研修をしています。職員のスキルアップが必要だからです。

 さて、厚生労働省は9日、介護を受けたり寝たきりになったりせず、健康な生活を送れる期間を示す「健康寿命」は、男性72・1歳、女性74・8歳であったと発表しました。3年ごとに発表され、前回は、男性71・2歳、女性74・2歳でしたから、わずかに延びたことになります。

 しかし、介護を受けたり寝たきりの不健康期間はまだ男性8・8年、女性12・4年もあります。この間は、介護施設や自宅で家族のお世話になるわけです。誰しも安心した老後の暮らしを望んでいるのですが、現実は厳しいのです。

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