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【阿部亮のつぶやき世界一周】太陽黒点が減少…地球は間もなく「小氷期」に?

 地球を含め太陽系の星々にとって、唯一絶対のエネルギー源である太陽。太陽活動が地球環境に与える影響は絶大で、不活発な時期になると地球は寒冷化して「氷河期」を迎える。実は現在も極地に氷塊・氷床・氷河が存在することから、258万年前から続く第4紀氷河時代だといえる。

 ただし氷河期内でも特に寒冷な「氷期」と比較的温暖な「間氷期」があり、さらにその間にも「小氷期」が断続的に発生する。

 過去300年以上の太陽黒点と気象現象の観察から、黒点の数が、太陽活動の活発さを表し、気温や天候と密接に関連することが分かっている。「宇宙天気情報センター」のホームページには、太陽のライブ映像や、関連のデータが多数表示されており、その中に「27日周期」の「太陽黒点数」という一覧表がある。

 そこには2015年から今日まで、日々の黒点数が表示されている。16年春以降、黒点は減少しつつ「黒点ゼロ」の日が増え、17年10月1日~今年3月11日までの161日間で71日(45%)も黒点ゼロ。これは直近100年で最も太陽活動が不活発で、既に活動停滞期に入っている説も出ている。20年代後半には、数十年に渡って黒点がほとんど出ずに太陽エネルギーが現在より最大で40%も減少する「小氷期」に突入するかもしれない。

 1645年から70年間継続した前回の小氷期には、世界各国で飢饉(ききん)が頻発するなど、甚大な被害が出た。近年の異常気象は小氷期の前触れか、突入後は桁違いに寒冷化・異常化するかもしれない。

 ■阿部亮 北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周。ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のメインパーソナリティ。ミャンマー、ネパール、カンボジア、ブルキナファソ(西アフリカ)に12校の学校を建設している。

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