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非日常と伝統と、IR先進国シンガポールルポ 観光、買い物、ギャンブル…どんな目的も吸収する幅の広さと奥の深さ (1/2ページ)

 日本政府が進めるカジノ解禁のモデルケースとされるなど、近年はカジノ(IR=統合型リゾート)で注目を集めるシンガポール。マレー半島の南端にあるこの小さな都市国家は、IR先進国でもありながら、世界からさまざまな人々が移り住む人種のるつぼとしての特徴も持つ。今回はそのどちらも欲張ってみた。(作家・松井政就)

 チャンギ国際空港に到着すると、蒸し暑い空気が体をつつみ、サングラスがたちまち曇った。やはり常夏の島。気分も一気に盛り上がる。

 何といってもカジノというわけでまずはマリーナベイ・サンズ。地上約200メートルの屋上に船の形の構造物が掛けられた姿は、今やマーライオンもうらやむランドマークとなっている。そこにあるのが「雲の上のプール」。眼下に街を見下ろしながら泳ぐのはまさに非日常だ。

 もう一つがリゾートワールド・セントーサ。南に位置するセントーサ島にあり、地上はユニバーサルスタジオで地下がカジノとなっている。

 テーマパークの地下がカジノなど、日本では猛反発を食らいそうだが、子供から大人までが楽しめ、幅広い世代の憩いの場となっている。

 ヨーロッパからアジアまでさまざまな国の人が働き暮らす「人種のるつぼ」もシンガポールの魅力。その代表がリトル・インディアだ。今回は「タイプーサム」という奇祭を見学した。

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