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【BOOK】今でも続く衝撃的なアルビノ狩り 初瀬礼さん「呪術」 “二足のワラジ”での3作目は異色追跡劇 (2/3ページ)

 --3年がかりだったとか

 「書き上げたのは1年ぐらいで、500枚。手直ししたりで時間がかかりましたね」

 --でも500枚が長く感じません

 「ストーリーが早く進み過ぎという声もあるが、あえて飛ばした展開にしたかった。でも、登場人物の麻衣とケイコは直接日本に帰してもよかったんですが、2人がロンドンのハイドパークで遊んでいる場面をどうしても書きたかったんです」

 --窓際に追いやられた警視庁公安部の園部の登場で物語の雰囲気が変わります

 「前半と後半の雰囲気を変えてみたいと思っていたのです」

 --今後、警察物を書きたいですか

 「興味はありますが、あまりにも書く人が多くて。ただ、今作の園部は結構好きですね」

 --ところで、小説を書くきっかけは

 「2009、10年ごろに北朝鮮のミサイル騒動が盛んだった時代、ある人からそれをテーマに書いてみないかと誘われ500枚以上書けたんです。その作品は諸般の事情で出版に至りませんでしたが、書けるんだと思って書いて新人賞に応募したのがデビュー作の『血讐』でした。他にも作品を応募して一次、二次に通ったりして創作活動が乗っていきました」

 --執筆時間は

 「朝、会社の近くのカフェで書いて、あとは土日ですね。文章修行は特にしてませんが、ナレーションの台本に手を入れたりしていたので、まったく経験がなかったわけではないです」

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