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【阿部亮のつぶやき世界一周】アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠

 テレビの健康番組で、アルツハイマー病の話を見て、怖さが身にしみた。

 現在日本は65歳以上の人口が3500万人強。そのうち460万人(7人に1人)が認知症で、その半数がアルツハイマー病。高齢化が急速に進む日本では、必然的に認知症患者も激増する。

 最近の研究でこの病気は、発症まで10~20年掛けて、脳内に以下の原因物質が段階的に蓄積することで発病することが判明している。一つは「アミロイドβ(ベータ)」。脳神経細胞の老廃物で蓄積が続くと神経細胞先端部を傷つけ、数年以上蓄積が続くと、第2段階として「タウタンパク質」が脳神経細胞中に蓄積し、神経細胞そのものを死滅させる。

 それらが最初に記憶をつかさどる脳の海馬という部位にダメージを与え、次第に神経伝達組織の機能を低下させ、最終的には脳全体を萎縮させる。

 このため、初期症状として記憶障害が起こり、次いで判断機能や身体機能が低下し、さらに言語障害や性格が変わるなど、甚大過ぎる症状に見舞われる。

 アルツハイマー病はアミロイドβが蓄積し始めたら、不可逆的に進行してしまう病気で、発病まで長い時間が掛かるのが特徴。このため早い時期(40代)からの予防が肝心で、できたアミロイドβの排出を促進することが最大の予防法で、それには(1)毎日30分以上の有酸素運動(ジョギング・階段昇降など)(2)質の高い睡眠を取ること-がある。

 毎日毎日これらを継続すれば、アルツハイマー病や生活習慣病にも罹らずに天寿をまっとうできるはず。

 ■阿部亮 北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周。ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のメインパーソナリティ。ミャンマー、ネパール、カンボジア、ブルキナファソ(西アフリカ)に12校の学校を建設している。