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【人とペットの赤い糸】「ホースセラピー」で体の機能回復 馬に触れることで健康増進、就労意欲の醸成も (1/2ページ)

 人間の主な伴侶動物として犬、猫、うさぎ、馬が挙げられる。大動物である馬を介在させての「ホースセラピー(Horse Therapy)」は日本では20カ所ほどで行われているが、まだ知名度が低い。

 よく調教された馬を介在させるホースセラピーは、古代ギリシャ・ローマ時代から、欧米を中心に行われている。ホースセラピーは、「馬介在活動」「馬介在教育」「馬介在療法」に大別されている。

 馬介在活動は、馬に触れたり、なでたり、実際に乗馬したりする活動により、恐怖心の減少、健康の増進、平衡感覚の発達、筋力および運動機能の発達につながる。

 馬介在教育は、児童の教育に馬の世話をさせたり、馬を介在させることにより、馬との意思疎通ができたり、精神的、人格的な成長を促すことを目的としている。

 馬介在療法は、大きな馬に触れたり、馬を操ることで、自尊心の回復、慢性疾患や体の障害の改善ができる。また、孤独感を癒やしたり、心の病や体のリハビリテーション、就労意欲の醸成、不登校や引きこもりの子供の治療法としても効果をあげている。

 障害者乗馬の組織としては、英国の「RDA(Riding for the Disabled Association)」が有名で、体の機能回復の報告が多数ある。

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