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【中原英臣 あの医療情報 ウソ?ホント!】角界は直ちにドクターストップ導入を 貴乃花&稀勢の里はケガを押して優勝→7場所連続休場に (1/2ページ)

 途中休場を含めて6場所連続で休場していた日本人横綱の稀勢の里が、5月場所を休場したことを受けて、横綱審議委員会の北村正任委員長が、覚悟をもって次の場所に備えてほしいとコメントしました。稀勢の里がこのまま7月場所を休むと、横綱審議会から「引退勧告」を受ける可能性があります。

 これまでにも2001年から翌年にかけて7場所連続で休場した横綱の貴乃花が、横綱審議会から「出場勧告」を受けて出場したことがあります。

 貴乃花は2001年の5月場所で14日目の武双山戦で右膝半月板を損傷したのに無理をして出場した千秋楽で武蔵丸を破って優勝しています。このとき当時の小泉純一郎首相から「痛みに耐えてよく頑張った。感動した」と称賛されたのは記憶に新しいと思います。

 ところが、貴乃花はこのケガが引き金となり、その後、7場所連続で休場することになりました。その後、復帰した2002年の9月場所は準優勝しましたが11月場所を休場し、翌年の1月場所の途中で引退しています。

 稀勢の里も横綱になった直後の2017年の3月場所でケガをしましたが、千秋楽で照ノ富士を相手に本割と優勝決定戦で連勝して逆転優勝をしました。

 貴乃花も稀勢の里もケガを押して優勝した代償として、7場所も続けて休場することを余儀なくされました。医師の私からみると、どうしてドクターストップがかからなかったのか疑問です。同じ格闘技のボクシングにはドクターストップがあるのに相撲にはありません。

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