記事詳細

【ベストセラー健康法】「睡眠難民」が増加中 まずは質より量、理想の睡眠時間は6・5~7・5時間 (1/2ページ)

 「睡眠難民」が増加中だ。蒸し暑く寝苦しい季節でもある。寝不足や、長時間寝ても疲労感が取れないなど、睡眠に不満を抱える人は少なくない。睡眠は単なる休息ではない。脳をメンテナンスする大切な時間であり、それを適切にすることは、日中のパフォーマンスを格段に上げる。改善しない手はない。

 睡眠に悩みを抱える人が続々とやって来る-。『人生が劇的に変わる睡眠法』(プレジデント社)は、睡眠専門クリニックの院長と患者間で交わされる睡眠改善のヒントを会話形式で綴ったもの。著者は「RESM(リズム)新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック」(横浜市港北区)の白濱龍太郎院長だ。

 人は睡眠中に、昼間取り込んだ情報を処理したり、脳そのものの機能を修復している。17~19時間連続で起きていると、認知能力は血中アルコール濃度0・05%の時と同レベルになるという。酒気帯び運転と同じ水準だ。記憶力や判断力が低下するのも無理はない。

 睡眠不足が続くと、アルツハイマー型認知症の原因であるアミロイドβタンパクが蓄積されていくという報告もある。

 そこでまず取り組みたいのが、睡眠時間の確保。質を上げればよいと思われがちだが、脳の機能回復には最低限の量が必要。理想の睡眠時間は6・5~7・5時間。難しいなら今より30分でも多く寝ることを心がけよう。それだけで翌日の仕事のパフォーマンスは上がる。

 寝る前にテレビを見たり、SNSをチェックしたりする時間があれば、その時間を削って睡眠に充てよう。まずは自分の24時間の棚卸しをする。ただし、「毎日6時間は眠ろう」と義務化しては、かえって緊張して眠れなくなる。ゆったりした心構えが大事だ。

zakzakの最新情報を受け取ろう