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【安達純子 健康寿命UP術】「歩行速度」意識すると認知症リスク低減 膝が痛いときは無理のない範囲で (2/2ページ)

 「これほど劇的な効果が出たのには驚きました。アプリのちょっとした支援で歩行速度が意識できると社会の健康寿命が延ばせると確信しています」

 すでに膝が痛いなど運動機能障害を抱えている人はどうすればよいか。要支援原因の第1位は関節疾患だ。膝が痛いと思うように歩けず、歩行速度を上げたくても上げられない。

 「膝が痛いときには、無理のない範囲で、筋トレを中心としたエクササイズ(別項)を行って運動機能を向上させてから、歩行速度にチャレンジするといいでしょう」

 痛いからとジッとしていると運動機能の低下の悪循環に陥ってしまうという。それを避けるには、楽しみながら動くことが大切だ。

 「一人での運動は楽しみも少なくなります。地域のみなさんの交流に加われば、楽しみが増え自然と活動性が高まります。運動に固執しなくても、楽しみを増やすと考えれば気軽に取り組めるのではないでしょうか」と大渕部長はアドバイスする。

 ■膝痛対策エクササイズ

 〔1〕椅子に座り、左右の脚を交互に上げて足踏み運動をリズミカルに繰り返す。1セット10~20回(脚を高く上げすぎたり、回数が多いと腰痛になることがあるので要注意)

 〔2〕椅子に座った状態で、右足をまっすぐに持ち上げ、45度~90度程度の範囲で曲げたり伸ばしたりする。右足を10~20回(1セット)行った後、左足も同様に繰り返す。左右の脚で2セットずつが目標

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