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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】医療は話術、常に患者ファーストを徹底 河北総合病院 耳鼻咽喉科科長・篠原宏さん (1/2ページ)

 ★河北総合病院(東京・阿佐ヶ谷)耳鼻咽喉科科長・篠原宏さん(53)

 医療は話術。つくづくそう感じさせる名医が、東京・阿佐ヶ谷にいる。

 河北総合病院耳鼻咽喉科科長を務める篠原宏医師がその人。「めまい」の治療を中心に、耳鼻咽喉科領域全般を対象に診療に当たっている。

 手術の症例数も豊富だが、現在は外来一本に絞っている。

 「外来は面白いですよ。小さな症状の特徴を捉えて、意外な病気を見つけ出していくことがある。これなどは医者としての醍醐味でしょうね」

 過去には、めまいを訴える患者の“目の動き”から肺がんを見つけ出したり、小児のマイコプラズマの感染症のめまいから脳炎を探り当てるなど、耳鼻科の範疇(はんちゅう)を超える全身的な診断に結び付けたこともある。

 「大学で教わることではなく、医者になってから自分で勉強して身につけていった知識です。めったにあることではないから大学では教えないんだけど、僕はたまたま知っていたから見つけられた。やっぱりうれしいし、何より患者さんに感謝されるのがうれしいですよ」

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