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【人気急上昇!よくわかる専門外来】脳の検査にこだわり 頭痛外来なら生活習慣との因果関係見つけ症状改善 物忘れ外来は将来認知症に移行するリスクの高さを判定 (1/2ページ)

★(6)番町診療所表参道・山田正文院長 

 ヒトの臓器に無駄なものは一つもないが、「脳」に起因する症状や病気は、誰もが大きな不安を感じるものだ。

 東京都渋谷区にある番町診療所表参道は、さまざまな分野の専門医を一堂に揃えた「専門外来の総合商社」のような医療機関。その中で山田正文院長が担当するのが、「頭痛外来」と「物忘れ外来」である。

 「25年前の開業当時から、MRIを駆使した診断と治療を看板にしてきたので、脳の検査にはこだわりがあるんです」と山田医師。

 頭が痛くて「頭痛外来」を受診する患者の、じつに6~7割は「筋緊張型頭痛」という肩こりに由来する頭痛だという。慢性の良性疾患なので、診断を聞いた人はとりあえず安心するが、「元に姿勢の悪さやストレスなど、生活習慣との因果関係が強いだけに、症状を改善させていくのは意外に大変なんです」と山田医師は話す。

 それ以外で頭痛外来で見つかる病気にも、片頭痛や神経痛による頭痛などの良性疾患は多い。だが、時にはこの専門外来の検査で脳腫瘍や脳出血、脳梗塞など緊急性の高い病気が見つかることもある。場所が場所だけに甘く見ると取り返しのつかないことにもなりかねないのだ。

 一方の「物忘れ外来」には、物忘れという症状で悩むというより、その先にある「認知症」の存在を不安視して訪れる人が圧倒的に多い。

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