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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】女性に多い過活動膀胱…治療に最終兵器 獨協医科大学病院・排泄機能センター医長の布施美樹さん (1/2ページ)

★獨協医科大学病院(栃木県壬生町)排泄機能センター医長・布施美樹さん(39)

 人に相談しにくい体の不調は数多いが、中でも「おしっこの悩み」は、打ち明けにくさにおいて最上級にランクされる問題といえるだろう。

 栃木県壬生町の獨協医科大学病院には、国内でも珍しい“排尿と排便”を専門とする診療科「排泄(はいせつ)機能センター」がある。布施美樹医師は、広い泌尿器科領域の中でも「排尿機能」の分野で専門性の高い知識を持つ女医。同じ泌尿器科医の父を持つサラブレッドだ。

 「研修医時代に、当時としては珍しかった女性医療の勉強をする機会があり、そこで排尿機能障害に興味を持ったんです」と語る布施医師。

 排尿機能障害は治療が奏功すると自覚できる症状がなくなるので、生活の質が劇的に改善する。

 「患者さんの喜ぶ表情を見られるのは、医者としての醍醐味です」

 大学病院なので、クリニックでは対応できない、難度の高い症例が集中する。

 「たしかに難しい症例だと、患者さんと一緒に悩むこともあります。でも、大学病院にしかできない医療を提供できる-と考えれば、やりがいに変わります」と前向きに捉える。

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