記事詳細

【人とペットの赤い糸】絆を強め、一体感と幸せ感を育む「ドッグダンス」  (1/2ページ)

 人と犬が音楽に合わせて一緒に行う「ドッグダンス」は、1990年に最初に英国で考案されたといわれている。91年には、カナダでドッグダンスのセミナー、イベントおよび競技会が開催され、92年には米国でもドッグダンスのイベントが行われた。

 その後、国際的な組織も結成され、ルール作りがなされ、ドッグダンスに関するビデオや本が発売され、世界に広まった。現在、日本でもさまざまな所で披露されたり、競技会が開催されている。

 ドッグダンスは、競うだけでなく、ドッグスポーツとしての幅を広げている。ドッグダンスにはさまざまなジャンルの音楽が使用され、独自の動きを犬に教えるとともに、毎日の犬とのトレーニングを、豊かで楽しいものに変えてくれる。犬には肉体的な運動と同時に精神的な刺激も必要とされるが、ドッグダンスはその両方の目的をかなえるのには最適なスポーツといえる。

 基本の服従訓練に加えて、ドッグダンスを取り入れることで、犬が生き生きとした関心を見せることが分かっている。人間も好きな音楽を聴くと、自然と足取りは軽くなり、気分も高揚する。飼い主が気分よく幸せに踊っていると、犬もそれに加わろうとする傾向がある。

 現在、人の健康寿命延伸が政府の大切な施策の一つだ。ペットフード協会の調査で、犬と散歩する人は健康寿命が男性で0・44歳、女性で2・79歳と延伸することが判明したが、ドッグダンスも人を活動的にし、散歩と同様、健康寿命延伸につながることが推測される。

関連ニュース