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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】世界の医学者が注目するリンパ障害治療の第一人者 帝京大学医学部附属病院放射線科講師・山本真由医師 (1/2ページ)

 ★帝京大学医学部附属病院放射線科講師・山本真由医師(42)

 人間の体内のあらゆる臓器では、絶えず排泄物が生み出されている。その一部を回収し、ろ過して無毒化するのが「リンパ液」。このリンパ液が流れるリンパ管は全身に張り巡らされていて、そこに障害が起きると、色々な健康障害が起きる。

 帝京大学医学部附属病院放射線科講師の山本真由医師は、このリンパの障害の診断と治療を得意とする、日本でも数少ない存在だ。

 「血液が漏れれば見てわかるし、放置すれば貧血になる。しかし、リンパ液は透明な上、漏れ出していても急に病状が激変するわけでもなく、医療界でもあまり重視されない領域でした」と山本医師。

 リンパ液が漏れ続ければ、栄養が減り続け、次第に体力が落ちていき、死に至ることもある。そうでなくても、膀胱や腎臓、女性の場合は膣などに炎症を起こす危険性があるのだが、リンパの病気に詳しい医師が少ないことから、「治らない」とあきらめている患者も少なくない。

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