記事詳細

【飯田達哉 酔いどれ師匠の酒場探訪】広島の地酒で楽しむお好み焼き 「ほじゃひ」(東京・五反田) (1/2ページ)

★「ほじゃひ」(東京・五反田)

 飲食店ひしめく東京・五反田駅東口。桜田通りを右折した路地、角打ちをしている酒屋の正面の雑居ビル8階に『ほじゃひ』という名前の店が。看板には「本格お好み焼きと広島地酒のお店」とある。ということは『ほじゃひ』という聞き慣れない名前も広島弁なのか?

 店内正面に大きな鉄板と厨房。その前にカウンター席、手前にテーブル席2つ。カウンターの長椅子はベンチみたいと思ったら、広島カープがマツダスタジアム以前に本拠地としていた、広島市民球場で実際に使われたものだという。

 店主の疋田多賀志さんは当然広島生まれで、子供の頃からそば入りの広島のお好み焼きが好きだったそう。しかし東京の大学に進学したおり、東京にはあまり好みの店がないと思い、一度地元に帰ってお好み焼き店で修業。再度上京して4年前に開店した。

 ただ、単純に「広島風お好み焼きの店」というふうにはしたくなかったという。「寳劔(ほうけん)とか賀茂金秀とか広島の地酒が注目され、自分でも日本酒にはまりだして。それで日本酒を味わって、最後にお好み焼きでシメてもらえるような店にしたいと思いまして」

 そこで疋田さんが思いついたのが、それまで縁遠かったベジタリアンやビーガンなど野菜をメーンにした料理。再び上京した時にそういう料理店に勤めて勉強した。

関連ニュース