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【今からトレーニング】音に合わせて声を出し体の不具合察知 音楽家・宮浦清さん考案「嚥下筋強化呼吸法」 (1/2ページ)

★音楽呼吸法(6)嚥下筋強化呼吸法(2)

 日本人の死因の第3位は肺炎。その大部分を占めるのが、加齢で嚥下機能が低下して起こりやすくなる「誤嚥性肺炎」だ。前回から取り組んでいる「嚥下筋強化呼吸法」は、音楽家でサキソフォニストの宮浦清さんが考案した「音楽呼吸法」の1つで、音楽に合わせて声を出すことで嚥下筋を鍛える方法だ。誤嚥、むせるなどの症状を予防するだけでなく、のどの周りが引き締まったり、ほうれい線が薄くなるなどの効果もあるという。

 前回は、「イ」と「オ」の声を上下2音で1オクターブの差を付けて歌う方法を紹介した。例えば、「ド」の音を使うのなら、「イー←(高いド)」「オー→(低いド)」「イー←(高いド)」と歌う。のどに指をあて、のどぼとけが上下するのを指先で確認するとやりやすい。

 「加齢により、のどぼとけの位置は下がってきます。特に男性は、のどぼとけが大きいので下がりやすい。一方、女性は唾液が減りやすいので、口が渇いて菌が増えやすく、誤嚥したときに肺に菌が入りやすい。つまり、性別に関係なく嚥下筋のトレーニングは必要なのです」(宮浦さん)

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