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【日本の元気】福井国体で“大”チアダン 五十嵐さん「規律と自立」でJETSを優勝に導く (1/2ページ)

 映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」(東宝配給)が公開されたのは昨年の3月だが、今年の7月からはテレビでも連続ドラマ「チア☆ダン」が放映中だ(毎週金曜・TBS系)。

 チアダンは「チアダンス」の略称で、組体操のような応援技「チアリーディング」から派生したダンススポーツだ。私が、後に映画のモデルになったチームJETS(ジェッツ)を初めて福井商業高校(福井市乾徳)に訪ねたのは2016年2月のことだ。09年以来、すでに米国での大会優勝5回。福井県が誇るスポーツに育っていた。

 私は、18年9月29日に開会の福井国体、10月13日からの障害者スポーツ大会の式典プロデューサーに就任、JETSの出演を柱のひとつとして式典演技のストーリーを構成したかった。訪問したのは寒い日だったが、指導者の同校体育教師、五十嵐裕子さん(50)は選手たちに厳しい言葉を投げかけていた。そして国体式典演技への参加を快諾してくれた。その翌日、チームはフロリダ州で開催される全米大会に向けて旅立ち、6回目の優勝を果たす。

 私は式典演技の制作チームと演技のシナリオの詰めを進めた。その間にもJETSは17年の米国大会で優勝。ところが、今年は大会への出場を断られてしまった。いわば米国の国内インターハイの栄冠を7回も日本に奪われたのだから当然の措置だったのかもしれない。しかしJETSは米国大会という目標があったからこそ頑張ってこられた。そこで、日本チアダンス協会の尽力でラスベガス大会への出場が実現、今年も優勝を果たしている。

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